「クセ毛」の知識4 飲酒

「クセ毛」の知識4 飲酒

「酒を飲み過ぎるとクセ毛になる」という都市伝説と言えるような話がありますが、果たしてそれは事実でしょうか。
結論から言えば、「理論上は酒を飲み過ぎるとクセ毛になる可能性がある」と言えます。
クセ毛の原因の一つに、ケラチン不足があります。
ケラチンはアミノ酸からできる髪の主成分で、
これが不足すると髪の成分バランスが壊れてクセ毛が生えてくるようになるのです。

 

このケラチンを生成するためにはナイアシンというビタミンB群が必要です。
ところが大量にアルコールを摂取すると(酒を飲み過ぎると)、
肝臓でそのアルコール分を分解するためにナイアシンが使われてしまうため、
髪の毛の生成に使えるナイアシンは不足します。
このように「大量に酒を飲むことでナイアシンが不足し、
そのことで十分なケラチンが生成されなくなる。
ケラチンが生成されなくなると髪の成分バランスが壊れて
クセ毛が生えてくるようになる」という理論が成立してしまうのです。

 

また大量にアルコールを摂取すると血液の循環が悪くなります。
髪は毛母細胞で作られていますが、
血液の流れが悪くなると髪の毛を作り出す毛母細胞に十分な栄養分が行き渡らなくなります。
そのことで正常な髪の毛を作れなくなる可能性もあります。

 

さらに、血流が悪くなると皮脂が大量に分泌するようになります。
そのことで毛穴が塞がってしまうことから、
髪の毛が変形してしまうこともあるのです(これはクセ毛だけでなく
薄毛や抜け毛にもつながります)。

 

このように理論上は「酒を飲み過ぎるとクセ毛になる」可能性はありますが、
酒を少々飲んだからといってすぐにクセ毛になるといったことではありません。
しかし飲み過ぎは健康を害しますのでご注意ください。