「クセ毛」の知識5 遺伝

「クセ毛」の知識5 遺伝

「クセ毛」の大きな原因のひとつは「遺伝」であると言われています。
この表現は適切ではなく正しくは、
「クセ毛になりやすい毛根の形や毛穴の形」は、
「遺伝する確率が高い」ということです。

 

毛根や毛穴が歪んでいたり曲がっていたりすると、
生えてくる髪はクセ毛になるのです。
直毛の人の毛根や毛穴が真っ直ぐなのに対して、
くせ毛の人の毛根は歪んでいたり曲がっていたりしています。

 

クセ毛の割合は人種によって大きく違い、
わが国の場合は40%が何らかのくせ毛を持っています。
アフリカの黒人は100%が縮毛で、
これは強烈な太陽光線から頭皮を守るために進化したものと考えられています。
また白人の80%以上は軽い波状毛で、
これは弱い太陽光線をより多く吸収するために進化したものと考えられています。
こうしたクセ毛の遺伝確率は、
ネット上に公表されている統計によると
「両親がクセ毛の場合は、その子供は90%がクセ毛になる」
「片親がクセ毛の場合、その子供は30%がクセ毛になる」
「片親が直毛の場合、その子供は40%がクセ毛になる」
「両親が波状毛の場合、その子供の波状毛の確率は86%で直毛は14%になる」
といった結果が報告されています。

 

確率の数値が何%以上であれば
「遺伝」と言えるのかは一般の人には理解できませんが、
研究者の間ではこれらの報告からくせ毛が遺伝すること、
それも直毛に対して優性遺伝であることが分るようです。
ただしクセ毛は遺伝であるとしても
そのクセが出始めるのは思春期以降であることが多いため、
確かに遺伝によるものかどうかが判断できないケースもあると言われています。